自分を高めてくれる人との会話は楽しいですね。
その人が私によって高められていればもっと楽しいです。
できれば、職場など、身近なところにいてくれるともっと嬉しいですね。
昭和のころ,子供たちが帰った後の職員室にまだ少し余裕があったころ,よく数人の若手教師が集まって話し込んでいました。
5時くらいになにかのきっかけで話し始めて,気づいたら夜中の11時になっていた,なんていうこともよくありました。
きけばきくほど,自分の肥やしになっていっているようで,目を輝かせて聞いていたんじゃないかと思います。
もっといいのは家庭の中にそんな人がいることですね。
妻と夫がそのような会話ができる家庭はとてもいいと思います。
お互いがお互いの話を興味を持って嬉しく聞く。
話す方はさらに嬉しくなって話す。
自己実現がどんどん進む夫婦の関係。
いいですね。
では,どうしたら,そのような高め合う関係になるのでしょうか。
私がおこなっているただ一つの方法があります。
それは,「目を輝かせて,興味を持って,相手の話を聞くこと」です。
これにつきますね。
こちらが,「ふんふん!それで!」
「そうかあ!知らなかった」
「おお!おもしろい!」
そんな言葉をいれながら聞くだけ。
もちろん,わざとらしくしてはいけません。
わざとらしく,という時点で,すでに心がこもってませんから。
本当に興味を持つんです。
そんなことできないよ,という人もいるかと思います。
簡単です。
「へえ!」という一言を言ってみてください。
それだけで,自分の脳は,「ほう,この人の話をこいつはおもしろいと感じてるんだな」と思ってくれますよ。
スイッチがはいるんです。
また,相手も「へえ!」の一言で勇気づけられて,うれしく話してくれるでしょう。
「聞いてくれる人」と相手に思ってもらうということは,私の言うことをきく準備もできたということです。
そうしたら,私がその人が喜ぶ話をしましょう。
こういう繰り返しが,お互いを高めていく会話に育ててくれるのだと思います。
まずは,こちらから相手へ。
なんでもそうですよね。
コーチに話したいことを離したいだけ話してみませんか。
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