さて、「10回言葉に出せば夢は叶う」という言葉を聞いたことはありませんか?
この「10回」という数を聞いて、どのように思われますか?
「10回でいいの?」と思いましたか?
それとも「10回も?」と思われましたか?
高橋メアリージュンさんが紹介されたドリームノートには、100日間、3つの自分のお願いを書き続けるとありました。
▶ 夢を叶えるドリームノートの書き方~「メレンゲの気持ち」高橋メアリージュンさんの願いがすごい
知的生活ネットワーク
それと比べると、10回でいいのかと思われたかもしれませんね。
10回も夢を語る経験なんて滅多にできない
そもそも、これまでの人生の中で、自分の夢を言葉に出して10回も話すという経験がありましたか?
10回どころか、自分の夢を言葉にして誰かに話したことすらなかったという方もいるかもしれません。
よく胸に秘めた夢という言い方をしますよね。
夢は自分の胸にしっかり秘めて黙々とやっていくものだと思っている方もいるでしょう。
自分の夢を軽々しく人に話すものじゃないと思っている方もいるかもしれません。
「自分の夢を言葉にして人に話すなんて考えたこともない」という方も結構おられるのではないでしょうか。
なので、自分の夢を、それも10回も話すなんて経験はほとんどの人が持ち合わせていないかもしれませんん。
そして、そういう方にとっては「10回言葉にすれば夢は叶う」という言葉を聞いて、10回も言葉にしないといけないのかと思われたかもしれません。
それほど、自分の夢を語る機会はなかなか人にないかもしれませんね。
夢なんて誰でも彼でも道行く人に語るわけにはいきませんし、友達ですらそうです。
せいぜい家族や近しい数名くらいにしか語れないものですよね。
そう考えると、10回夢を言葉にすること自体が難しいかもしれません。
言葉にすると、脳にインプットされる
当然「10回話せば叶う、話さなければ叶わない」というようなことではありません。
この「10回話せば叶う」という「10」という言葉自体に意味はありません。
しかし、何度も言葉に出して自分の夢を言葉にすることが大切なんです。
言葉を発することによって、自分の行動が夢に向かっていくような行動のあり方として脳にインプットされます。
脳が本気モードになると、「この人はこんなことを実現したいのか。それならこのような心持ちにして行動できるようにしよう」というようにプログラミングしてくれるそうです。
だから夢に向かって行動する機会が増え、その結果夢が叶っていくんです。
これが「言葉にすると夢が叶う」ということについての脳科学的な説明です。
この点については、茂木健一郎さんが脳科学の視点から本にされています。
言葉にするための方法
そのためにやりやすい方法があります。
同好の士をつくる
同じ夢を持った者同士のグループを作ると、その中で語られる会話というものは当然自分の夢にかかわるものであるわけです。
毎日そのグループの人たちと「こんなふうにしたいな」「こうやろうぜ」などとワクワクしながら夢を語り合えば、10回どころか100回も200回も自分の夢が語られることになります。
ですから仲間を持つことは夢を叶えるためにとても大切です。
仲間を持つことで、10回言葉にすれば夢が叶うということが簡単にクリアできます。
コーチを付ける
コーチをつけるのも良い方法です。
私たちのコーチングでは3か月間行いますが、3ヶ月間コーチと夢について語り続ければ、それは相当夢に近づいていきます。
3か月間で夢が叶うこともありますし、叶わないこともありますが、必ず叶う道を歩んでいくことになります。コーチをつけることも一つの手です。
グループをつけるとかコーチをつけるとか、そのことによって言葉をたくさん出すということになります。
ブログやPodcast、YouTubeで大勢の人に夢を語る
ブログに夢を書くことも良い方法です。
「自分はこうなりたいんだ」というような夢ブログを書けば、それは何度も脳にインプットするわけですから夢が叶いやすくなりますよね。
ポッドキャストなどの音声配信をするのも良い方法です。Podcastなら言葉で発するすることになります。言葉を音声で発することで、より直接的に脳に影響を与えます。
YouTubeでも良いですね。
顔を出すことができなくても、この動画のように顔を隠して撮ることができますし、そもそも姿自体出さなくてもいいです。
声を公開するとバレそうという心配はあまりありません。
私がYouTube上で声を出し始めたのは2017年のことですが、それ以来2024年現在までの7年間、ばれたことはありません。
Podcastやstandfmによる音声配信もすでに4年以上行っていますが、これも同じです。バレたことはありません。
そもそも自分の動画や放送を知り合いが偶然聴いているということはほとんどなく、もし聴いても本人と結びつくことはほぼないのです。
なので安心して、音声やYouTubeでたくさんの人に自分の夢を言葉にして発してみてください。
今日は「10回言葉にすれば夢が叶う」ということについて考えてみました。それではまた。