こんにちは。
Lyustyleです。
今年最後のコーチングを続々おこなっているところです。
設定していたゴールにたどり着いた,という報告はコーチとしてはとてもうれしいものです。
その報告のときに必ずやるのが,「なにがよかったのか」ということと,「どうしたらもっとよかったのか」ということを引き出すことです。
何が良かったのかというのは,成果です。
ゴールに達成したことで何が得られたのか,ということをできるかぎり出してもらいます。
これを言葉にして顕在化しておくことで,目標達成の価値が高まりますし,達成できた要因も振り返ることができますし,何より,気づかなかった成果に気づくということです。
この「気づかなかった成果」ということの中に,自分の今後の成長の鍵が隠れていることが多いのです。
目に見える成果は想定内。
自分の能力で予見できる範囲内のことです。
しかし,「そうか,こんな成果もあったのか」ということに気づけたら,次回からはそこも想定内になります。
ということは,打てる手も多様になりますし,得られる成果がさらに増えるということです。
最初からそこまで想定して手を売っているわけですから,当然成果は増えますよね。
気づかなかった成果に気づくというのは,そういう意味でゴールを達成したあとにしか得られない,貴重な経験なんです。
しかし,気づかなかった成果に気づくためには手順が必要です。
自分で気づいている成果を,まず全部出してみるということです。
全部出したあとに,ひたいに汗書いて考えて,ようやく引き出せるものです。
しかし,それは一直線に出るものではありません。
全部出し尽くしたから,さあ,次は気づかなかった成果を出そうと一直線で考えてもでてこないということです。
それではどうするかというと,全く違うことを考えるんです。
例えば,最初に書いたように「どうしたらもっとよかったのか」ということを考えることなど。
一旦棚上げにして別のことを考えることで,思いもしなかったことが繋がりだし,そこで初めて「気づかなかった成果」に気づけるわけですね。
この,考えることを変えるのは,セルフコーチングよりも,コーチから思いもしない質問をされる方がはるかにやりやすいです。
一人で考えるよりコーチからの思いがけない質問
自分のやっていることを小さな目標を達成しながら一段一段あがっていくために,コーチングを受けるのはとてもよい手段ですよ。
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