※ゴールを達成せずにやめたことがあっても、また再開すれば継続していることと同じです。
長い目で見れば。
なんとしても目標を達成するためには、何度も何度も「再開」しさえすればいいのです。
私が最初の本を出版できたのも、何度も何度も「再開」できたからです。
棚上げしてしまうことはどうしても起こり得るんだけど、「再開力」みたいなものがあれば頓挫することはないんですよね。
仕事上のプロジェクトならあり得ないことだけど、プライベートでは棚上げがそのまま頓挫に結びついてしまうので、なんとか再開することに意識を持っていくことが必要だと思います。
プライベートの場合、棚上げしてしまうということは、取り立てて緊急ではないということです。
しかし、あくまで、緊急度が低いだけであって、私にとって重要であることに変わりはないので、諦めないことが大事ですね。
では、どうやって再開に意識を持っていくかということですが、私の場合次の3つを行ってますのでご紹介します。
- 緊急事項に変えてしまう
- あわてず、心の中に持ち続けて、再開したくなるまで待つ。
- コーチをつける
緊急事項に変えてしまう
緊急ではないから棚上げしても構わないのです。
それでも再開しなければとは思っているのです。
そんなとき、気持ちを強制的に再開に持っていきます。
具体的には、ブログ記事等での「宣言」です。
「イラストを描かせてください」などの記事がそれに当たります。
また、一ヶ月で一キロダイエットきますなどの記事もそうです。
期限を切って、それを宣言することで緊急事項にしてしまいます。
メルマガで、毎週、教育論や読書感想文を書いていたのも同じ理由です。
再開したくなる時を待つ
「せねばせねば」と思うと自分を責めてしまうので、完全に棚上げします。
この時大事なのが、棚上げしているのだということを自分に言い聞かせておくということです。
具体的には、週次レビューなどで、そのプロジェクトに「棚上げ中」と明記します。
毎回それを目にすることになるので、意識は持ち続けられます。
今回、この記事を書こうと思い立ったのは、3年間の棚上げを経て再開にこぎつけたことがあったからです。
3年もやってなかったら、意識が途切れていたかもしれませんが、持ち続けていたおかげで再開のハードルを越えることができました。
コーチをつける
長いプロセスが必要な目標達成型のプロジェクトは、コーチがいるとかなり効果的です。
私が最初の本を出版したのは2016年の9月ですが、出版しようと思って執筆し始めたのは2012年。
KindleでKindle DirectPublishing(kdp)が始まったことがきっかけです。
以来、出版まで4年もかかりました。
なんども棚上げし、棚上げしては再開しを繰り返しながらなんとかやってきた結果です。
しかし、その最後の二ヶ月は、わたしにはメンターがいたのです。
倉下忠憲さんが「原稿を見ましょうか」と言ってくださったのですが、それからが早かったのです。
一気に完成までこぎつけました。
結局わたしは倉下さんをコーチとしてつけさせてもらったようなものです。
もっと早くからコーチをつけていればもっと早く達成できたかもしれません。
そういうわけで、半年以上頓挫している3冊目の本は、コーチをつけることにしました。
コーチをつけると、目的達成まで順調にいきやすいのです。
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はしごをかける
長い間棚上げしていることは、いざやろうとするとやっていなかった時間が重くのしかかってきてなかなか取りかかれないものです。
そこで、やろうとしていることにはしごをかけて、ハードルの高さを埋めます。
具体的には、YouTubeの動画を見ているうちに、それがやりたくなって、いてもたってもいられなくなるようにするということです。
私は、先ほど述べた3年間棚上げにしていたことをいざ再開するために、そのことに関係するYouTube動画をひたすら見ました。
楽しくてたまりません。
そして「自分もやりたい!」という感覚になったときに、すっと再開することができました。
以上、わたしが個人プロジェクトの再開力を発揮するために行なっていることを3つ述べました。
「再開力」を意識するのとしないのとでは、目標達成に大きな開きがありますよ
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