「あの時始めたから今がある」、
何でもですが、始めなければ自分思い描いた未来はやってこないですよね。
私にも、やはりそういう経験があります。
私の場合は、妻との話になりますが、あの時「今電話しよう」と思って駆け出したということが、今の未来を読むスタートになっているんです。
あるパーティーで出会った女性にまた会いたいと思って、電話しようと思ったんです
私が若い時は携帯もないしメールも当然ないので、すぐに連絡すると言ったら電話しかありません。
私はそのとき、家では電話しにくいので公衆電話まで駆け出していったんです。
が、当時の僕というのは先送りをするというか、自分の未来に対してあまり自信を持てないというような人間でした。
なので、何かをしたいことがあっても「でも、どうせ・・・」というブロックが働いてたんです。
ところが、やはりその時は、一世一代のこと!という気持ちがあったのかもしれません。今行かなければと思ったんでしょう。
家を飛び出して、車に乗って、町外れの公衆電話に行って。
夜の8時くらいですかね、その公衆電話から、電話をかけて、彼女に話をしました。
「会わない?」という、ただそれだけの電話ですよ。
ただ今思えばその電話をかけるかかけないかで今が決まっていました。
その時電話をかけなければ僕は今この家庭をきっと築けていないと思うんです。
「あの時始めたから今がある」という「あの時」というのをぜひ作りたいですね。
この動画チャンネル開設も「あの時」にあたるんです。
このチャンネルは、私が行っているコーチングをもっと広く役に立てることができないかなと思ったのが開設のきっかけです。
どんなことを話そうかなとか、やろうかなとか、それぐらいは、考えました
でも途中でネタが無くなったらどうしようかとか、どんな構成にしようかとか、オープニングはどうかとか、そんなことをいろいろ考えていると、スタートできません。
だからとりあえず、始めました。
私は、このチャンネルを将来にわたって育てていきたいと思いますが、今日のこの1本目の動画がないと、その未来はやってこないわけです。
だから、これがどうなるか分からないけど、まず一歩歩き出したというわけです。
歩き出した人だけが目的地に着けるじゃないですか。
あの山に登りたいと思ったときに、まだ準備がたりないんじゃないかとか、水たまりが途中で出たらどうやって渡ろうかとか、そういうことをずっと考えて歩き出せなかったらいつまで経っても山にはたどり着けないわけですよね、
思い描いた未来がもしあるならば、やはり始めなければならないということです。
始めた人だけに思い描いた未来というのはやってくるわけです。
そういう意味では、あなたが何かを思い描いて「こうなりたい」と思ったら、その未来はもう今から始まっているということです。
頭の中で想像してこうなりたいと思ったら、すぐにそれに向けてのスタートを切る、それで初めて思い描いた未来は少しずつ少しずつ近づいてくるわけです
コーチングのクライアントさんにこんな方がいました、
その方は起業したいと思っていたのですが、その起業のために準備としてTwitterとブログを始めようかと思っておられたんですが、なかなか、始められなかったんです、
ブログにどんなことを書こうか、ちゃんとしたことを書かないといけないのではないかとか、Twitterのアカウントを作っても何かろくでもないことをツイートしてしまうのではないかとか。
ずっとそういうことを考えていました。ある程度計画してからじゃないとスタートをしちゃいけないのではないかと思っていらっしゃったんです。
でも、「始めてみましょう」と背中を押しました。ちょうど2年前のことです、
始めた途端に進み始め始めました。驚いたことに、すぐにTwitterのフォロワーが5000人くらいになりました。
驚きましたね、ご本人もしっかり自信をつけられて、ブログもすぐに200記事くらい書かれました。
そして、たくさんの人が読む人気ブログになりました。
そしてとうとう2年後の今、起業に至ったのです。
始めることって大切ですよね、
その方は、今振り返って、「もっと早くあの時始めておけばよかった」と言われています。
しかし、「もっと早く」ではなく、その時始めたからよかったんです。
今始めるということがとても大切です。
「走りながら考える」という言葉がありますよね、私がとても好きな言葉です。
とにかくまず走り出そうということです。
そして始めてから改善していけばいいのです。
始める前にいろいろなことを考える気持ちもわかりますが、一手一手が超重要な将棋や、すごい金を動かすプロジェクトなどでない限り、個人の目標達成においては一歩間違えたから大惨事ということはほとんどないですよ。
私たちコーチングでは、セッションの終わりに、「今から何をしますか」と聞くんです。
「今から」何しますか、「まず」何しますかという次の一歩を聞くんです。
その人がくよくよと考えるのではなく、何か行動をするためです。
未来はすでに始まっていると思えるかどうかで、あなたの目標達成、本当に達成できる未来というのが決まってきます。
それではまた。